減塩工程で、水でなく梅果汁に漬ければ
塩以外は何も抜けない、栄養満点! 果汁をつくる独自の透析技術です。
よく驚かれることですが、今主流となっている調味梅干は製造行程の途中で水に漬け、塩分を抜いています。
昔ながらの梅干し
もともとは塩分20%ほどの梅干しが主流でした。
塩分20%
通常の減塩梅干し
戦後、健康志向の高まりとともに「減塩梅干し」が人気を博します。
通常の減塩工程では水に漬けて塩分を抜くため、梅の養分も流れ出してしまっています。
塩分3 ~ 10%
そこで!
濃い減塩製法の登場
当社では20 年以上の研究により、独自の「濃い減塩製法」を開発。
梅果汁に漬けて減塩することで、養分は逃さず、塩分だけを抜くことに成功します。
梅成分は濃いまま、
塩分最大5% まで減!
濃い減塩製法の特長
その1
「おいしい」
梅本来の濃い旨味がお楽しみいただけます。
お客様の声
梅干ってこんなに美味しいのかと思うほど気に入りました。
大変美味しかった!いい梅干しに出会えてよかった。
今までで一番おいしかった!
濃い減塩製法の特長
その2
「カラダに良い♪」
梅干しに秘められたチカラ!ぎゅぎゅっと詰まっています。
・バニリン
・エポキシリオニレシノール
・クエン酸
・オレアノール酸
・梅リグナン
・カリウム
濃い減塩製法の特長
その3
「地球を大切にしたい!」
SDGsと言われ始める十数年前から「持続可能なこと」を大切に取り組んできました。
近頃、この私どもの取り組みが評価されはじめ、多方面から思いがけない支援をいただいたりします。
これからもSDGsの観点からもお客様に貢献していきたいと思います。
捨てられていく梅酢や調味液。地球環境にも良くない。なんとかこれらを活用出来ないか。
「有効成分たっぷりの、とことん体に良い梅干しをお客様に届けたい!」
20 年前、そんな思いから挑戦を始めた【濃い減塩製法】。
業界初となる透析技術で、塩分だけを取り除いた梅果汁で脱塩することで、有効成分がぎゅっと濃縮された梅干しを作ることについに成功しました。
例えば、ポリフェノールの一種である梅リグナン。
強い抗酸化作用で、癌や生活習慣病予防の効果もあると言われています。
一般的な調味梅干しの約6倍も含まれていることが医師監修の梅効能研究により明らかになりました。
実は何倍もの時間と労力がかかるこの製法
でも譲れない。
「素材の持つ力をそのまま届けたい」
そんな熱い思いを胸に、お客様に喜んで頂ける商品をこれからも作り続けたいと考えております。
伝統は挑戦の連続で出来ている。
梅干しにはまだ可能性がある。
通常廃棄物として環境に負荷となる梅の調味残液を
なんと100% 活用!!これが当社の梅廃液サイクルです。
紀州ほそ川では地域の梅廃液も買い取ることで地域産業にも貢献しております。